準グランプリ!SDGs未来ビジネス学⽣コンテスト2024 – 企業課題部門

calendar_today 2024-09-16

Second Prize at SDGs Future Business Student Contest
上段左から:コウチャ、マリチャ、ウラチャ、ツルチャ、リコチャ、キョウチャ
下段左から:おぎー、サニ

SDGs未来ビジネス学⽣コンテスト2024

SDGs未来ビジネス学⽣コンテスト2024は、SDGs(持続可能な開発目標)をテーマに、国内の大学生や大学院生を対象としたビジネスプランコンテストです。参加者は「企業課題部門」と「ソーシャル課題部門」に分かれてプレゼンテーションを行い、企業や社会の課題に対する新たなビジネスアイデアを競います。2024年のコンテストでは、企業課題部門に5チーム、ソーシャル課題部門に6チームがエントリーしました。

スケールアウトの参加と課題提示

スケールアウトは企業課題部門に参加し、学生の皆さんに向けて次のテーマを提示しました。

「アフリカ・ナイジェリアをモデルに、現地の状況やニーズを深く探り、最新テクノロジーを活用して、発展途上国と先進国が協力するWin-Winなビジネスプランを提案してください」

学生チームとナイジェリア人メンターとの協力

スケールアウトのチームには、兵庫の大手前大学からコウチャ(Kocha)、マリチャ(Maricha)、ウラチャ(Uracha)、東京の共立女子大学からツルチャ(Turucha)、リコチャ(Rikocha)、キョウチャ(Kyocha)の計6名が参加(いずれもニックネーム)。個性豊かで意欲あふれるメンバーが地域を越えて集まりました。

さらに、ナイジェリア出身で、JICA留学生(国際大学修了)として当社にインターン中のサニさんがメンターとして学生チームをサポート。サニさんは本国ナイジェリアで中小零細企業支援の政府機関SMEDANの職員を務めており、現地のリアルな視点を提供しました。タイミング的にも、ナイジェリアでは生活困窮を背景に全国的な抗議デモが発生し、数々の社会問題が浮き彫りになっている時期でした。学生チームはサニさんと共に現地の課題を掘り下げ、スケールアウトからのメンタリングも受けながら、平和的な解決策を模索し、新たなビジネスアイデアを生み出していきました。

準グランプリの獲得

2024年9月13日(金)に神戸の「hoops link kobe」で開催された本コンテストで、学生チームが発表したビジネスプランは企業課題部門で見事に準グランプリを獲得しました。学生の皆さん、そしてサポートしてくださったサニさん、本当にお疲れさまでした。

また、主催された「ひょうごSDGsオープンイノベーション」(事務局: 神戸大学) をはじめ、イベントの開催・運営に尽力いただいた関係者の皆さま、そして共に競い合った参加者の皆さまにも深く感謝申し上げます。この成果が、2025年に開催される万博においても、国際的な協力や共創のさらなる発展に寄与することを期待しています。

* 神戸新聞に掲載されました。
* 大手前大学のウェブサイトに掲載されました。