アフリカの将来を担う5 名による夏インターンシップ・チーム

「スケールアウトウェイ・プロジェクト」からのアップデートをお届けします。2023年も、夏インターンを受け入れ、国際協力のあり方の新たな可能性を追求しました。今回のインターンシップでは、ナミビア、ナイジェリア、ガーナ、エジプトなどアフリカ各国出身で日本の大学の修士課程に在籍する5名の学生が参加し、業務に携わっていただく形で活動しました。

前年まではオンラインでの開催が主だったインターンシップでしたが、長引いていたパンデミックが幸いにも少し落ち着いたことから、今年はオンラインとオフラインのハイブリッド形式で、大阪と横浜での2週間にわたるインターンシップを実施しました。

多彩なインターンシップの活動：よりよい国際社会に向けたコラボレーションの一歩

参加学生たちとの交流を通じて、各国の文化や国情に触れ、個性豊かな仲間との交流を深める貴重な機会となりました。彼らとのセッションの一部が下記動画にも収められています。業務としては主に新規ビジネスの可能性について議論し、市場調査や技術調査を含む具体的な企画の検討を行いました。また、色々な問題解決のための高度な技術を持つ国内大手企業にご協力いただき、ラボ訪問の機会がありました（ご協力に感謝いたします）。

個性豊かなメンバーをご紹介：ひとりひとりのストーリーや抱負、現地紹介など

以下は、オンライブライブ配信「Oggy Live Today」に出演したメンバーの紹介動画 (英語) です。

「スケールアウトウェイ・プロジェクト」とは

「スケールアウトウェイ・プロジェクト」は、日本と海外のWin-Winのためのコラボレーションを推進するプロジェクトです。JICA／JICEとの連携により、海外から日本に留学中の学生を対象に、日本でのインターンシップの機会を提供し、日本での実際の業務経験を積んでいただきます。また、日本の企業としても海外のことをよりよく知り、楽しめる環境での人的交流を通じて新たな事業機会を生み出すことを意図しています。

今回のインターンシップは、2021年の開始時からの流れを継承・発展させる形ともなっており、例えば、前回インターン生が描いた「Peace Door (平和の扉)」画像を引き継ぐ新たなデザインも誕生し、Oggy Live Today で使われています。

JICA/JICE チームへの謝辞

本インターンシップはJICA(国際協力機構)の留学生支援プログラム事業の受け入れ先企業として実施しました。JICA/JICEの皆様、特に直接ご担当いただいたJICE(日本国際協力センター：JICA 事業の受託者)の森さん(中段左)には準備段階から成果発表会まで綿密なサポートをいただき心から感謝申し上げます。

新たな友人との出会い、新しいアイディアの発見、国際的な協力の一翼を担う貴重な体験を共有できたことを嬉しく思います。今後も具体的な成果を目指して前進を心がけたいと存じます。ありがとうございました。